付き合いが長くなるほど性能を実感

摘要

北米や欧州で使用率が非常に高いオールシーズンタイヤは、その名のとおり季節や路面状況を問わず、およそクルマが走る道であれば常に安定した走行が行えることが多くのユーザーに選ばれる理由になっている。雪道でも十分なグリップ性能が確保されているとともに、わざわざ夏用タイヤから冬用タイヤに履き替える手間がいらないのは、使ってみて分かるアドバンテージ。私ごとで恐縮ながら、3年ほど前に現在の愛車（ドイツ製Cセグコンパクトハッチ)にベクターフォーシーズンズを装着してから、サマータイヤとスタッドレスタイヤを思い切って処分してしまった。雪道での心配？冬場に趣味のスキーを楽しむために毎年ゲレンデを何往復かするが（回数は休みの量に比例）、これ1本で何の不自由も感じたことはないと断言できる。