#06いよいよボディ全体にサフェーサーを塗布

摘要

ジュリアのボディは、昨年の5月からわたびき自動車にてフルレストアされてきた。当連載の第3回において、錆びてしまった住年のボディパネルを美しく仕上げるための鈑金作業の様子と、新品パーツとして流通しているボディパネルを車体の各部に接合する作業の様子をお伝えした。そして新年を迎え、ようやくサフェーサーを塗布できる状態になったのだ。車体が塗装ブース内に入れられ、ボディ全体がグレーになったことで、なんとなくゴール地点が見えてきたような気になったが、それは早合点だった。わたびき自動車のスタッフによると「もうすぐ2回目のサフェーサーが吹き終わりますが、まだまだ細かいところについては、いろいろ微調整していくことになるでしよう。下まわりについては、これから作業内容を決めることになります」とのこと。ボディのフルレストアがそう簡単に終わるはずがないのであった。なお、1回目のサフェーサー塗布後こそ粗く研ぐが、2回目のサフェーサー塗布後は水研ぎにてボディの表面を仕上げていくそうなので、本誌発売時点で、さらに下地処理作業が進んだことは間違いないだろう。