ケーブル貫通部におけるアスベスト対策＜過去のケーブル貫通部防火措置材に含有するアスベスト＞

摘要

ケーブル貫通部に関する防火措置工法は1976年に初めて(財)日本建築センターのBCJ評定工法として認められて以来、技術開発等により種々の改良、改善された工法が評定され、実用化されてきた。更に建築基準法改正にともない、2000年6月から国土交通大臣認定工法として新たに登場してきた。そしてそれらの工法は、建築物の防火区画への適 用に止まらず、発・変電所防災、各種プラント防災等にも利用・応用され、防災事業の一環として広く社会に貢献している。