「三宮プラザビル』氷蓄熱空調システム更新にコンパ外型アイスジェネレ-タ-導入

摘要

三宮プラザビルは、隣接の三宮インテスとのツインビルとして、1994年に竣工したインテリジェントビルである（写真1)。空調設備は、省エネルギーと負荷平準化の観点から、熱源として氷蓄熱システムを採用し、二次側空調システムとして氷蓄熱の低温性を利用した、冷媒の自然循環空調システム（ベーパー·クリスタル·システム（VCS))を採用している。竣工から22年が経過し、機器老朽化により、熱源の更新を計画、実施し、更新性を飛躍的に向上させるコンパクト型アイスジェネレーターを導入したので、本稿にて報告する。