浦安市新庁舎

摘要

浦安市の旧庁舎は昭和49年に建てられ、その後、人口の増加などによる市政ニーズの増加に庁舎を増築することで対応してきたため、行政サービス拠点が分散された状況が長年続いた。これらの庁舎を統合して市民サービスの利便性向上、事務処理の効率化を図ると同時に、施設の老朽化による安全性への不安や維持管理上の問題、バリアフリー化要望へ対応するため、市庁舎の立替が計画された。2011年に東日本大震災時が発生し、この時に耐震性の問題から庁舎が災害時の中枢拠点として機能しなかつた現実を受け、災害時に拠点として機能させることを主眼とした新庁舎への建替を行った。