第8飛行隊、築城基地第8航空団ヘ移動完了

摘要

南西地域における防空態勢強化のため、2016年1月31日付をもって福岡県の築城基地第8航空団から第304飛行隊が沖绳県の那覇基地に移動し、これまで第204飛行隊が単独で配備されていた那覇の第83航空隊はF-152個飛行隊に増強、第9団として生まれ変わった。この移動にともない、地ではF-2A/Bを裝備る第6飛行隊が単独で対領空侵犯処置任務(スクランブル)を実施していたが、西方地域でも防空態勢の充実を図る必要があるため、青森県の三沢基地第3航空団から第8飛行隊(F-2A/B)が築城基地に移動、第8航空団に編入された。この一連の移動が完了した7月29日、第8航空団部隊行事が築地で行なわれており、この改編によって航空自衛隊唯一のF-15とF-2飛行隊の混成航空団だった第8航空団は、2個のF-2飛行隊を抱える単一機種航空団となった。