アクティブシニアライフ実現のための「ロコモ」「サルコぺニア」予防の重要性とアミノ酸の可能性

摘要

日本は，極めて早いスピードで高齢化が進んでいる.高齢化の度合いを示す指標に高齢化率(全人口に占める65歳以上の割合)があるが，この度合いにより，7%以上=高齢化社会，14%以上=高齢社会，21%以上=超高齢社会と3段階に分けられている(国連の定義による).日本は2010年には高齢化率が22.8%に達し，実はすでに「超高齢社会」となっており，これは世界ナンバーワンの高齢化率である.そのため，他の先進諸国も日本の超高齢社会の中でどのような問題が発生し，対応策がとられるかに注目しており，その後自国で起こる同様な高齢化にどう対応するか参考にしようとしている.%The achievement of comfortable senior life by shortening the gap of about 10 years between the healthy life expectancy (disability-free life expectancy) and the actual life expectancy is now a Japanapese national big object in the super aged society. The outline of prevention of locomotive syndrome and sarcopenia, and the effectiveness of ingestion of nutrition such as amino acids, which are the keys for the object.