ケミカル: カーメーカーの長寿命クーラント採用がアフターマーケットにも波及

摘要

カーケミカル製品は、ブレーキ液や不凍液、クーラントなど車の性能維持を目的としたものから、カーワックスクリーナーやコーティング剤など美観や表面保護を目的としたものなど、用途別に100品目以上にわたる。昨年の消費税増税以降、ケミカルを含むカー用品市場は低迷しているものの、車の平均使用年数が伸び、長期使用車両が増加している影響で、カーケミカル製品の重要性はむしろ高まっているといえる。特にブレーキ液やエンジンオイル、クーラントなどは、機能部品同様に車の安全走行に欠かせない製品であり、業界ではこうした「安全性」という側面から市場へアピールすることも重要だ。