原子力との共生で地域振興に取り組む東通村: 東京電力が東通1号機の準備工事に着手

摘要

本州最北東端に位置し、津軽海峡と太平洋に臨む青森県東通村。下北半島の一角を占める此の地に、同県で最初の原子力発電プラントである東北電力の東通原子力発電所1号機が営業運転を始めたのは実に村議会の誘致決議以来40年を経た平成17年12月のことだった。これに続き東京電力の東通原子力発電所1号機も18年12月から準備工事に入り、20年11月着工、26年12月の運転開始を目指している。さらに両電力会社とも、それぞれ1基ずつの増設を計画しており、原子力との共生による発展を目指す同村に一段と活気がみなぎっている。