家披楽喜

摘要

間口4.0m、奥行13.6mの狭小地に建つ建築家と陶芸家夫妻の自邸。「LVL(単板積層材)」と「ホームコネクター(接続金物)」を使った薄肉ラーメン構造で空間を確保。100年住宅どころじゃない、店舗やオフィスなど、後世の人に使い継がれてフレキシブンレに活用してほしいというのが、建て主そして設計者の中村高淑さんの願い。自邸よりクライアントと対話しながら設計するほうが楽しいと笑う。自邸は自分ととことん向き合うある種閉じた作業なのかもしれない。スピーカーから流れてきた「walk alone」を懐かしく聞きながら中村邸を歩く、歩く。