空調の哲学環境の言語

摘要

前号執筆者は、現代の建築を取り巻くのは「環境」と「情報」だと述べた。よりポジティブに捉えて考えてみたい。またビッグデータの分析などIoTだけなく、コミュニケーションと哲学的感覚の重要性をエンジニアリング·ゲスティメイトという言葉で紹介する。 建築の環境は「健康」であり、情赧は「勘」が勝負 環境の目的は健康、そじC情報の扱いは勘が重要と言えるのではないだろうか。 環境の時代と言われて久しいが、この数年の動きは大きぐ建築物省エネ法による確認申請適合判定の義務化など、建築を取り巻く状況は、デザイン、ストラクチャーの規制に加えて、環境を満足しなければ建築ができない時代になった。建築環境も室内環境から地球環境へと大きく動いている。この環境をもうひとつのキーワードで切ってみたい。健康である。室内環境の温熱環境やシックハウスのようなローカルな環境から、地球環境のように気象の異変により、健康な生活が脅かされている。しかしだれもが怯えることなく、本能的に健康で自由に選択した生き方をしたいと望んでいると思う。