編集後記

摘要

読売新聞(2021年6月13日)の「あすへの考」においてデザイナーのジョルジカ・アルマーニ氏がコロナ禍後のファッション業界の在り様について示唆に富む内容を寄稿されています.コロナ禍において人が求める豊かさの価値変化等に対する観察力をもって，ファッションに求められる優先順位を見直し,移り変わる流行に翻弄されない物を作る必要があるとファッション業界に向けて提言されています.ものづくりに関しては「衣服は美しいと同時に心地よく機能的であるべきです.」や「いつも着ていても長持ちするものを作ること.」が記されています.