光源氏的子女教育论——以夕雾和明石姬君为中心

摘要

本论文主要考察了《源氏物语》中光源氏对儿子夕雾和女儿明石姬君进行教育的教育观是什么,以及光源氏教育观的形成原因。为了探讨其教育观的形成原因,考察了《紫式部日记》中所记叙的藤原道长的教育观和作者紫式部自身的教育思想。
　　光源氏对儿子夕雾的教育主要从少女卷的教育方针以及光源氏对夕雾的女性关系和兄妹关系的态度两方面进行了论述。而对女儿明石姬君的教育主要以萤卷中的“物语论”及玉鬘巻的“和歌论”为切入口,对物语的教育价值和从“和歌论”中引申出来的女性观展开了论述。最后,为了全面把握光源氏的教育观,分析了《紫式部日记》中所表现出来的藤原道长的教育思想。通过对以上内容的考察,可以得出光源氏教育观的形成是内外因共同作用的结果,内因是光源氏对自身受到的教育以及对自身经历进行反省的结果,外因可以说是作者紫式部的教育思想以及作者在宫中供职时所作的《紫式部日记》中藤原道长的教育观影响的结果。

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第一章 はじめに

第二章 先行研究のまとめ

第三章 息子夕霧への教育

第一節 尐女巻から見られる光源氏の教育方針

1．夕霧の元服

2．六位官位の授与

3．大学に入学させること

第二節夕霧の女性関係と兄妹関係をめぐって

1．雲居雁との恋に対する光源氏の態度

2．紫の上に近づかせない光源氏の配慮

3．夕霧と明石姫君の兄妹関係に対する光源氏の態度

第三節 光源氏の息子教育観の形成原因

1．光源氏自身が受けた教育との比較

2．光源氏自身の女性関係への反省

第四節 末章のまとめ

第四章 明石姫君への教育

第一節 「物語論」から教育価値観へ

1．玉鬘に対して語られた「物語論」

2．明石姫君に関わる物語の論

3．二つの「物語論」の比較について

第二節 「和歌論」から人柄の形成へ

1．光源氏の「和歌論」について

2．光源氏の女性観について

3．『紫式部日記』から見られる紫式部の女性観について

第三節 末章のまとめ

第五章『紫式部日記』における藤原道長の教育観

第一節 中宮出産前の藤原道長

第二節 中宮出産後の藤原道長

第三節 光源氏の教育観に反映された外部の要素

第四節 末章のまとめ

第六章 おわりに

参考文献

致谢