伸縮継手取替え工事の騒音低減と効率化の実験的研究

摘要

圧縮強度60N/㎟の超速硬コンクリートは，130℃に達すると20N/㎟まで強度低下することがわかった．模擬試験体を用いた試験では，1時間程度の加熱により超速硬コンクリートをバール等で破砕できる程度に脆弱化することができた．模擬試験体を用いた実証実験では，加熱により後打ちコンクリートを脆弱化させ，ブレーカーによる騒音発生時間を従来の1/3程度に短縮できた．