単一磁束量子回路による並列演算マイクロプロセッサに向けたデータパスの設計と評価

摘要

単一磁束量子（SFQ）回路は次世代のコンピューティンrnグ技術として期待されている。これまでにビットシリアrnル処理を用いた8 bit マイクロプロセッサによるプログラrnムの実証などが行われてきた[1]。しかしビットシリアルrn処理は高周波動作を実現しやすい反面、データ語長の増rn加に伴い、スループットの制限が懸念される。さらなるrn高性能化のためにはビットパラレル処理が必須である。rn我々はビットシリアル処理と同等の高周波動作が可能rnなビットパラレルマイクロプロセッサの開発に着手した。rn本稿ではその要素回路であるALU とレジスタファイルかrnら成るデータパスの設計詳細および数値解析による評価rn結果について報告する。