LASSO に基づくスパース時変複素分析に基づく音声のF0 推定

摘要

我々は、音声のスペクトル推定方式として、L2 ノrnルム正規化に基づく解析信号に対する時変複素音声rn分析(以下、TV-CAR 分析)[1] を提案し、音声認識、rn音声のF0 推定などの音声処理への応用[2][3] を行っrnている。近年、L0 ノルムやL1 ノルム正規化に基づくrnスパース推定[4] が注目を集めている。LPC 分析におrnいても、L1 ノルム正規化方式[5][6][7] が提案されてrnいる。筆者らも、L1 ノルム正規化に基づくスパースrnTV-CAR 分析を提案した[8]。この方式はLASSO[9]rnに基づく方式であり、IRLS を用いた解法により実現rnしている。rn本稿では、提案したLASSO 分析を評価するrnため、分析により得られる複素残差を用いてrnIRAPT(Instantaneous RAPT)[10] によるF0 推定をrn行ったので報告する。