2種類の加熱方式を用いた複合型レーザー推進機の打ち上げ性能評価

摘要

レーザー推進は地上から伝送されたレーザービーrnムをエネルギー源として推力を得る宇宙輸送システrnムである．レーザー推進のコンセプトは1970年代かrnらあり，様々な推進方法が検討され研究されてきた．rn2000年代にはアメリカのMyraboらによって10 kW級rnのCO2レーザーを用いた打ち上げ実験が行われ，高度rn71 mまでの打ち上げに成功している¹⁾．この実験をきrnっかけに世界中でレーザー推進の研究が行われるよrnうになった．当時，国内で使えるレーザーは1 kWほrnどで，レーザー推進の打ち上げは現実的ではなかっrnた．しかし，現在では民生用で100 kWのレーザーがrn利用可能な状況にあり，レーザー推進機の打ち上げrn実現の可能性が高まった．