複数成分からなる洗浄剤の造粒工程設計

摘要

従来まで粉の評価は、篩による粒の大きさの選別が中心であり、加工技術の重要性が明らかになっても形状や流動性について評価方法を持ち合わせていなかつた。本研究では理想の粒を定義し、粒の形状と大きさについては、画像処理による粒の周囲長と面積の測定を行って評価した。形状については理想とした形状に近いものを得ることができ、コントロールできる因子を把握することができたのは成果である。大きさについては理想とする粒が得られず、評価方法などを再考する。流動性については、最適条件において流動性の良いのもが出来ており、特性値の取り方やSN比の算出方法を再考する。