コイル電流変調と急冷ガス間歇導入とを組み合わせた変調誘導熱プラズマの変動温度場と生成ナノ粒子分布解析

摘要

現在，リチウムイオン電池(LIB) の負極材料として高容量を持つSi ナノ粒子が注目されている。ナノ粒子の大量生成手法として，筆者らはこれまでに，パルス変調型誘導熱プラズマ(PMITP) および原料間歇供給(TCFF)法を開発し，実験的に高い生成効率を実現している(1)(2)。本検討では，PMITP+TCFF 法に加え，効率的に核生成を促す冷却ガス(QG)の間歇的供給法について数値解析的に検討した。