視線入力によるAR 情報の提示手法に関する検討

摘要

スマートフォンの普及や開発技術の向上により，AR（Augmented Reality）は誰でも容易に扱えるようになってきた．また近年，視線入力に関する研究は数多く行われている．しかし，それらはVR（Virtual Reality）環境における研究がほとhどであり，AR と視線入力を組み合わせた研究は少ない．そこで本研究では，AR 情報の提示手法として，HMD（HeadMounted Display）を用いる視線入力による手法を，同じくHMD を用いるコントローラによる手法，視線とコントローラを組み合わせた手法や，タブレットを用いるタップ入力による手法と比較し，各手法の快適性やAR 情報の見やすさを被験者実験により調査する．