GTFSリアルタイムデータを用いた富山県内路線バスの運行状況の可視化

摘要

GTFS リアルタイムは公共交通の遅延情報や位置情報等の動的情報を取り扱うデータ形式であり，2019年に「標準的なバス情報フォーマット」として指定された．現在，バスロケーションシステムを通じて利用者への情報提供へ用いられており，今後はさらに様々なデータ分析により高度活用が期待される．本研究では，富山県内におけるバスの運行実績を分析するため，GTFS リアルタイムデータを取得，蓄積し，運行状況の可視化を行った．その際に浮上したいくつかの問題点，および運行状況の傾向について報告する．