埼玉県内浄水場原水等における非イオン界面活性剤、アルキルフェノール 類及びビスフェノールA の実態調査（2013-2018）

摘要

1996 年3 月、飯能市の水道にお いて、非イオン界面活性剤が原因 の「水道水の泡立ち」の事例が発 生したことを契機として、埼玉県 では1997 年から埼玉県内河川に おける非イオン界面活性剤の実態 調査を実施している。また、2005 年度からは、非イオン界面活性剤 の分解物質のひとつであるアルキ ルフェノール類（4-エチルフェノ ール、4-プロピルフェノール、2-t- ブチルフェノール、3-t-ブチルフ ェノール、4-t-ブチルフェノール、 4-sec-ブチルフェノール、4-n-ブチ ルフェノール、4-t-ペンチルフェ ノール、4-n-ペンチルフェノール、 4-n-ヘキシルフェノール、4-n-ヘプチルフェ ノール、4-t-オクチルフェノール、4-n-オク チルフェノール、ノニルフェノールの計14 種類、以下APs）及びビスフェノールA（以下、BPA）に ついても併せて調査を行っている。