SfM を用いた3D モデル化の精度検証に関する研究

摘要

本研究で得られた知見を以下にまとめる．(1) 表面にスプレーを施すと誤差が生じにくくなり見た目の再現性も向上する．(2) スプレーを施すと1,000 万画素以上で概ね誤差が生じなかったが，施さない場合は2,000 万画素以上なければ誤差が生じてしまった．(3) 日向と日陰では，日陰の方が精度が良い．(4) 実橋梁の検証では，コンクリート部分は再現性が高く問題なかったがH 鋼桁といった鋼材部分は再現性が低くなり，今後実橋梁での再現性向上についての検証が必要である．