( J20-C0027) 高酸素含有α+β型Ti-Nb 合金の微細組織および機械的特性

摘要

当グループでは酸素を?相安定化元素、V を?相安定化元素として添加したTi-V-O 系合金に着目し、?+?型Ti-4V-0.6O (mass%)合金がTi-6Al-4V 合金と同程度の機械的特性を有することを明らかにしてきた[1]。一方、Nb もV 同様Ti に対して?域において全率固溶型の?相安定化元素であり、酸素溶解度も大きい。加えて、生体用?型Ti 合金の有力な添加元素とされている[2]。そこで本研究では、低コスト化の観点から?+?型Ti-Nb-O 三元系合金に着目し、微細組織に及ぼすNb および酸素の影響の調査を目的とした。