巻線形誘導発電機を用いた潮流発電装置における最大出力制御方式の検討

摘要

そこで我々は、水車の可変速制御を行うことができる潮流発電装置を提案する。水車の可変速制御を行うことにより、任意の水車出力を電気エネルギーに変換することができるため、エネルギー変換効率を高めることができる。発電機は同期発電機に比べインバータ容量を低減することができる巻線形誘導発電機（超同期セルビウス方式）を用いる。本稿では、水車出力と発電機回転角速度を目標値として、流速の変化に対し、常に最大水車出力とするために水車の可変速制御を行う潮流発電装置の速度制御システムを構築したので報告する。