「次世代送配電系統最適制御技術実証事業」その⑤通信手段と標準化に関わる動向調査

摘要

将来の太陽光発電（PV）大量導入時の余剰電力等への対応技術の一つとして，通信を活用した需要家機器やPV出力の制御技術が本実証事業の中で検討されている。その通信システムには拡張性や相互運用性に優れた方式の適用が必要である。そのためには，送配電系統と需要家との間をつなぐ有線·無線の物理的な通信手段およびその通信手段で伝送するデータ項目（データ形式や伝送手順を含む）がPV 制御用通信に必要な要件を満たすとともに，できる限り標準方式を採用することが必要である。