住宅内装の木質化が居住者の学習?睡眠時の心理に与える影響の調査

摘要

古くから日本家屋に用いられてきた木材は、環境負荷 が小さい建材であると言われている 文。さらに内装へ の木材利用は居住者のリラックス効果等も見込まれるた め 文、近年は建材としての利用価値が再認識されてい る。学術面においても、社会背景を受けて内装を木質化 することによる居住者の心理?生理への影響に関する研 究が行われてきた 文。一方で、住宅内装の木質化が、 居住者の学習や睡眠等の実生活に及ぼす影響までは明ら かにされていない。そこで本研究では、住宅内装の木質 化が居住者の学習?睡眠に及ぼす影響を明らかにするこ とを目的とし、昨年行った被験者実験 文に続き、全国 調査を行った。