大阪府大高専近隣企業との電気自動車「もりかど号」の開発

摘要

今日，世界各国は環境問題やエネルギー問題の両面から石油のみに頼るのではなく，他のエネルギーに転換をする必要性が求められている．そこで近年大量の石油エネルギーを消費する自動車に対し，電気自動車（以下EVと記す．）が開発されている．大阪府立大学高専の近隣企業によるこのようなEV開発が盛hであり，2010年からEVの開発とその評価に協力している．本研究では，改良されたEV「もりかど号」の性能評価実験方法とその測定結果を述べる．まず，もりかど号の概要について述べ，定常走行実験と負荷走行実験およびバッテリ充電実験について述べる．