新規イントメッセント系難燃剤によるポリオレフィンの難燃化に関する検討

摘要

上記を解決する一つの手段として、イントメッセント系難燃剤が注目されている。イントメッセントとは、燃焼中に形成される炭化皮膜を膨張させた熱伝導率の低い発泡体のことである。これにより、燃焼場から樹脂への断熱効果を発揮し、燃焼を阻害する。また、イントメッセントは、発煙量を抑制することもできる。本研究では、ポリオレフィンに適したイントメッセント系難燃剤の難燃性能を従来の難燃剤と比較した。