産業界におけるモノづくりへの材料力学の貢献

摘要

大学や高専での学術研究を地場産業界へ還元しようという貢献意識の高まり、大学と企業との連携·協力の窓口として1987年に地域共同研究センターの開設が始まり、積極的な取組まれるようになってきた。その高揚として理工学技術の分野から産官学連携研究が展開されて行き、大学研究機関における医学·理学·工学·農学·水産·薬学などの理系分野にとどまらず、文系を含む全学問分野の学術研究での社会貢献として、社会連携機構センターが設立され、積極的に取り組むようになった。また、そこでは、新しく開発された科学技術の知的所有権の確保·維持にも、積極的に取り組むようになって来たのが現状である。