流体·熱伝導達成数値解析における 重合格子法の活用手法について

摘要

一方、構造格子を複雑なタービン翼冷却通路形状に生成する作業は極めて煩雑で、さらに冷却空気通路格子にあわせて固体熱伝導部分の格子を作成する用途は格子作成ツールの多くは想定していないため、達成解析の実用性が向上するとともに格子生成が大きな問題として立ちはだかっている。究極の解として考えられるのは非構造または直行格子の採用であるが、熱伝達予測精度に影響する乱流解析においては構造格子の域には達していない問題がある。本報では、UPACSの重合格子を使った解析機能を達成解析に適用する手法について報告する。