(D－10)加熱再生型空気清浄機用ホルムアルデヒド除去触媒の開発

摘要

空気手前争機に求められる機能の一つとして、シックハウス症候群を引き起こす物質として知られるホルムアルデヒドの除去が挙げられる。特に中国市場向けの空気清浄機に対しては、（GE規格にてホルムアルデヒドのCADR（Clean Air Delivery Rate）ならびにフィルター寿命（CCM，Cumulate Clean Mass)が規定されている。一般的なホルムアルデヒドの除去方法としては、活性炭などの吸着剤による吸着除去が挙げられるが、吸着飽和に達すると除去性能が無くなり吸着剤の交換が必要となる。一方、MnO_2などの触媒を用いた場合は再生しながら使用することによって吸着剤と比較して長期的に使用することが可能となる。