Fe-Cr-Al合金の700及び900°Cにおける高温酸化挙動

摘要

短時間でこれら保護被膜を形成するためには、AlやCr等の保護被膜形成元素の合金表面へのフラックスを増大させれば良いとされるが、そのための手法として、母材の結晶粒径を細かくすることが有効である。本研究はアーク溶解法、MA (Mechanical Alloying)法の2つの方法により作成したFe-Cr-Al合金の酸化挙動を調査し、酸化被膜の形成に及ぼす粒径の影響を検討した。