相鉄線·JR線直通化に伴う市の坪変電所の回線拡大工事と新鶴見信号場構内の線形改良工事について

摘要

横浜駅やJR東海道線の混雑緩和や乗換回数の減少等を目的として、2019年11月30日に相鉄·JR直通線が開業された。この開業により、東海道貨物線の貨物支線に一部営業線が乗り入れるようになり、同区間において、列車本数が増加した。列車本数の増加と併せて瞬時最大使用電力が変更したことに伴い、市の坪変電所の回線拡大工事を実施した。また、相鉄線·JR線の直通化を受けて今後の更なるダイヤ設定の自由度や安定性·柔軟性の向上を目指して、新鶴見信号場では線形改良工事に取組hでいる。直通運転の概要と変電所の位置関係をFig.1に示す。