本研究では、分散電源を設置した需要家(スマートハウス)を一つの電力需給単位とするセルグリッドという概念を提唱する。スマートハウスが電力系統と連携して、効率的な需給バランスを負荷側で実現していくために、太陽光発電用パワーコンディショナーの機能を拡張して,Fig.1のようにパワーマネジメント装置(PMC: Power Management Controller)を構築し、セルグリッドとしての運用を行う。これにより、電力利用の効率化と系統運用の信頼度向上を図り、系統側と需要家側の双方のメリットを追求する。
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