JASO M347自動変速機油－せh断安定性試験方法の改正－自動変速機油分科会 せh断安定性試験W/G活動報告

摘要

2003年5月に自動車技術会 材料部会 自動変速機油分科会（ATF分科会）にて，T社製せh断安定性試験器とP社製せh断安定性試験器の相関性調査の要否についてアンケート調査を実施した．その結果，12機関からの回答があり，10機関で相関性調査が必要，2機関で必要なしという結果であった．この結果から，T社製せh断安定性試験器とP社製せh断安定性試験器の相関性調査を具体的活動テーマとして取り上げ，ATF分科会のせh断安定性試験相関調査ワーキンググループにて活動を開始した．なお，石油学会でも同樣のニーズがあったことから，ATF分科会のせh断安定性試験相関調査ワーキンググループと石油学会の潤滑油せh断安定度試験専門委員会が連携し，実態調査，照合試験および両試験器間の相関性について検討した．その検討内容およびJASO M347の改正内容について紹介する．