Differential Evolutionと局所探索法を用いた最適化

摘要

今回の結果では交叉順序に対する操作が改善効果の大半を占めていた。交叉確率の変動に関しては飛躍的な改善は見られなかったが、crを算出する際に用いた計算則が本稿の計算則では改良の余地ありと考えられるので今後改良を加えていきたい。具体的には距離の比をとる際に極端な確率が出る可能性があるため、適当な緩和の処理を模索したい。また多峰性関数や探索次元が増加した場合への性能の安定性など今後検証を進めていきたい。