レーザ積層造形法と純金属混合粉末によるTi-20at.％Cr合金造形体の作製

摘要

金属粉末を用いた三次元積層造形法は、複雑な形状の付与、カスタマイズ化および製造工程の大幅な効率化·高速化を可能とし、新たな製造プロセスとして大きな注目を集めている。特に、航空宇宙材料や生体材料等の少量多品種かつ高機能が求められる材料の製造プロセスとして期待され、近年盛hに研究および開発がなされている。本造形法は三次元のCADデータから二次元のスライスしたデータを作製した後、このデータを元に熱源としてレーザ等を利用して原料粉末を溶鰍凝固させる工程とリコータにより粉末を散布させる工程を交互に繰り返すことで三次元形状を得る。