SPS成形したAg/ダイヤモンド複合材料の熱物性に及ぼすダイヤモンドのバイモーダルな粒度分布の影響

摘要

我々は最近, 高熱伝導性を有する材料として，現存する材料中最も高い熱伝導率（λ＝2000W/mK）を有するダイヤモンド粒子を，金属中に分散したダイヤモンド粒子分散型金属基複合材料を放電プラズ々焼結法（SPS）を用いて成形することにより，放熱性に優れた金属基複合材料の開発を行ってきた．また，Al/Diamond系，Al/AlN系，および, Al/SiC系においては，SPS成形中に固づ秩存状態を持続させることが，相対密度の向上やAlマトリックス/充填粒子界面密着性の向上に有効に作用することを明らかにしてきた。