アルミT型剛体電車線トロリ線摩耗測定装置の開発と実用化

摘要

剛体電車線は、地下鉄等トンネル区間における電車線ちよう架方式として、各所で設備されている。アルミT型剛体電車線は、T型架台にトロリ線を把持しており多くの地下鉄の剛体電車線として使用されている。仙台市営地下鉄においてもアルミT型剛体電車線を設備しており、電車線保守管理のために1987年南北線開業時に電気検測車を導入し、接触式変位計方式によるトロリ線摩耗測定を実施していたが、老朽化により測定装置を更新する事にした。