冷却塔からの溢水を防止する警報装置の考案について

摘要

営団地下鉄では、平成13年夏現在で全地下駅142駅中102駅を冷房し、お客様のサービス向 上に努めている。この冷房に使用する水道水の殆どが冷却塔で使われ、1駅で概ね1,700m~3/月となっている。使用する水道水は、冷却塔からの飛散及ひ蒸発、並びに冷却水の水質管理によるものに大別され、 水質管理の装置故障が発生すると多量の水が無駄に使われ経費も嵩むため、その抑制策を考案したの で発表する。