恋する豚研究所+栗源第一薪炭供給所

摘要

高齢者向けのサービスを展開してきた福祉楽団(千葉県香取巿）は、就労機会が十分でない地域の障がい者のために、地域の農業と福祉を結びつける6次化事業を様々に提案している。 『恋する豚研究所』(2012)は、養豚家でもあった当時の理事長が生産するブランド豚『恋する豚』を加工、販売し、レストランで豚しやぶしやぶを提供するもの。「ケアにルーチンはなく、相手に合わせて組み立てる創造的な仕事」という信念のもと、いム•ソーセージ（日大生物資源科学部の協力）、パッケージ（「世界のキッチンから」の福岡南央子)、建築•ランドスケープ(アトリェ•ワン）においても、高い創造性と説得力が求められた。