テンプレートマッチングにおける探索アルゴリズムの検討

摘要

テンプレートマッチングにおける類似度計算の計算量を減らして高速化を行うためテンプレートと比較される領域にテンプレートが含まれているかを予め計算するため比較される領域とテンプレートの一部を先に類似度計算をする事前計算を設けた精度につての実験をした砂漠あらかるたより引用した風景画をデータセットに使用したところ一様模様やパターン模様に影響され精度が1.5％程度低下したが画像処理標準画像DBであるSIDBAの用意した12枚の画像をデータセットに使うと精度は100％に達した速度についての実験を行った事前計算を用いるとそうでない場合よりも1回のテンプレートマッチングを終わらせるまでの平均処理時間が20％減少したこれは計算量を減らすことに成功したからだと考える作成したプログラムでは精度を落とさずに速度の向上が見られたのでテンプレートマッチングの類似度計算をする前に局所的に類似度計算を用いるのは有効だと判断した.