実時間表情変化画像によるアンビエント•バイオ•フィードバック•システムの開発

摘要

現代社会において，働くの人間の半数以上がストレスを感じながら生活している。ストレス社会において，心の健康を保っためには日常生活を視野に入れたアプローチ方法が必要である。また，人間は視覚刺激たる顔から多様な情報を取得することができ，顔画像が人間の生理心理状態に与える影響は大きいことが知られている。そこで，本稿では自己顔画像を媒体としたAFSの開発を目的とし、顔変化画像を提示した時の生理心理応答の評価を行った。その結果，心理的に影響を与えることなく生理的に影響を与えることができ，顔変化画像はAFSに適していることが示唆された。