テクノクラフトによる和歌の情景表現

摘要

最近，日本の大学の文学部を廃止しょうとする動きがある。今後は，文系の研究者も理系と融合した研究テーマを創出して取り組む必要性が出てくる。また，現代の学生の課題となっているのは，自分の考えを的確に相手に伝えることや，集団中での意見交換等のコミュニケーション力が弱いことである。伝統言語文化に関する本研究手法によるパフォーマンスは，このような背景において，文系と理系の要素を取り込hだロジカルコミュニケーションのトレーニング教材として使用できる可能性があると考えられる。