グループホームにおけるサイン掲示の実態:高齢者福祉施設におけるサインの掲示計画に関する研究その３

摘要

我が国は、世界で最も先行する超高齢化社会を有している。そのような中、グループホームでは、入居する高齢者の良質な生活環境を実現するため、住宅らしい住環境が求められている。しかし、「住宅らしさ」を定義するには様々な尺度がある。そこで本研究では、グループホームにみられる特殊なサイン注掲示に着目した。また、現状ではグループホームにおけるサイン環境が明確にされているとは言い難い。よって、長期的な観察調査をもとに、グループホームにおけるサイン環境の実態を明らかにすることを目的とする。