伝送ネットワークにおけるオープン化、ディスアグリゲーション化動向とNTT Com における技術開発の取り組み

摘要

近年、トランスポートネットワークの領域において、ディスアグリゲーション化やホワイトボックス化といった、様々なオープン化の取り組みが進められている。OpenROADM MSAiやTIP ii(Telecom Infra Project) といったコミュニティでは、制御方式、光学特性、ハードウェア仕様といった観点で標準化、および相互接続性の確認を進めており、そうした仕様に対応した製品もマーケットから調達可能になりつつある。NTT コミュニケーションズにおいても、柔軟・迅速に新たなサービスや機能を提供することを目的として、必要な機能部/モジュールごとに再配置が可能なディスアグリゲーションアーキテクチャとSDN 技術を組み合わせた技術開発に取り組hでいる。ディスアグリゲーションの取り組みをもとに、その利点と課題、SDN との組み合わせによるアプローチを紹介する。