空き家活用型ケアラーズカフェの地域連携に関する研究ケアラーズカフェ「みちくさ亭」におけるケーススタディ

摘要

地域と連携しながら、みちくさ亭の居場所づくりのための活動を実践した。住民等の参加型活動を試みたことにより徒歩圏の利用者が増え、自治会等の地域組織とのつながりも生まれ、地域におけるみちくさ亭の活動の認知やケアラーに対する理解は広がった。しかし、将来的なケアラーやサポーターとなる子育て世代等の若い世代への浸透には課題が残り、今後新たな取り組み求められる。今後はこれら課題解決に向けた取り組みを行い、ケアラーズカフェの地域連携のあり方を考察していきたい。