地下街を対象とした省エネルギー・温熱・空気質環境に関する研究 その2 夏期室内温熱・空気質環境の計測結果

摘要

本研究では、地下街の温熱・空気質環境を明らかにし、設備の運転状況を確認することで、一部の機器に対して省エネ化の余地があることを示した。しかし、単純にACの外気量を削減した場合には地下街が負圧となり、連絡口からの外気侵入が増加し、逆に負荷が増加する可能性もあり、給排気バランスを考慮したうえで今後の運転制御方法の検討が必要となる。