最適化手法を用いた空間分割多重通信向け光導波路デバイスの研究

摘要

次世代光通信の大容量化を実現するための、空間分割多重（SDM)通信向け光導波路デバイス、及び、機械学習の技術を基にした最適設計技術について講演する。まず、波面整合(WFM)法と呼ばれる光導波路デバイス最適設計技術について、その原理とともに、手法開発の進展、SDMデバイスへの応用例について述べる。次に、近年注目を集めている、モザイク状素子を用いたSDMデバイスの設計援用技術として、モザイク状スポットサイズ変換素子（SSC)のニユーラルネットワーク（NN)を用いた性能推定について述べる。